途中で体調を崩したりして、「ブルームーン」は完結まで大変時間がかかってしまいましたが、ようやく終了です、お読み頂き、ありがとうございました。
本来なら、これは巻の三が終わった後すぐに書いておくべきだった話なんですけどね(苦笑)。
なので、「甘々な話を」というリクエストを下さった方には、大変感謝しています。
それがなかったら、二人の新婚生活なんて、多分書いてなかったと思いますので。
さて、『リュイ・ネスター』でお分かりと思いますが、彼は、巻の五でシュネがいた頃の学院長、ネスターのご先祖様です(笑)。
といっても、学院長になったのは、リュイの数世代後の子孫ですが。
とても魔力が強い子孫が出て、サマエルともつながりがあったため長に推薦され、その後は半ば世襲制のようになり、それがシュネの時代まで続いていたわけです。
ところで、砂漠でジルが遺跡を見つけたとき、サマエルが言った『アグラーヴォ王国』は、番外編『ユニコーンの泉』または『ユニコーンの黒い森』で書く予定の、遥かな昔、サマエルが住んでいた泉があった国です。