~紅龍の夢~

番外編 魔法学院に潜むもの ─あとがき─

お読み頂き、ありがとうございました。
これは二年くらい前、とある小説サイトに投稿したことがある話です。
その後、別なメルマガに連載したこともありますので、ひょっとして読んだ方もいらっしゃるかな。
でもそれ以降、かなり手を入れてますので、読み比べてみるのも面白いかもです。

元々、巻の四と五の間の話として書いたものですが、昔に書いたことと、あくまで番外編ということで、やっぱり微妙に本編とは話がズレてたり(笑)。
二人の名前も、元とは違っていて、“サムス”と“ダイ”でした。
でもあまりにもバレバレで、偽名になってなかったので、今回はまったく別の名前にしてみましたが、
あんまり変わんないか(笑)。
ちなみに、ロティオンはギリシア語で「寄せ波」、レグナム(レグヌム)はラテン語で「王国」という意味です。

でも、よく考えたら、初めて読む方のためにも、また順番から言っても、巻の四が終わってから、連載した方がよかったですね……連載始めちゃってからそう思いました……考えなしですみません(汗)。

ところで、(10)話にて、“ダイアデムを見つめるサマエルの眼が、ひどく悲しげだった”理由は、巻の五まで話が進むと分かります。

2007年4月13日