魔族と神族の戦いに巻き込まれ、魔法が支配する別の世界に送られてしまった少年、イサム。果たして彼は、元の世界に戻れるのか?
これは、「紅龍の夢」の
絵で言うと、デッサンか、ラフスケッチみたいな感じでしょうか。
<巻の四>の原稿をパソコンに移そうとして、ワープロのフロッピーを引っ張り出すまで、存在をすっかり忘れてました(笑)。
というわけで、この話通りに本編のストーリーが展開するとは限りませんし、人名もほとんど異なっていて、顔立ちや髪なんかも変わってたりします。
でも、よく読むと、「あ、こいつは」と分かる奴が(笑)。
イーサは、本編に出て来る、お間抜けなヤツとはもちろん別人で、イスラム圏でのイエス・キリストのこと。
イサムは、イーサの語呂合わせ(笑)。
ミハイルは、大天使ミカエルのことです。
ヴェガは、琴座の一等星。ライラは、琴座そのものを指します。
モロスは、エレボス(闇)と夜の女神ニュクスから産まれた盲目のギリシアの神。
暗黒に潜み、物事を定義し、支配するため、皆に恐れられています。
カロンは、モロスの兄弟。
冥府の河ステュクス(憎悪)、あるいはその支流アケロン(悲嘆)の渡し守。
マステマは、地上に派遣された天使団の一人で、人間を妻にしたため堕天使とされてしまいました。
悪魔達の教育係とも言われています。
あと、この話は「七夕」、つまり
2006年3月